本日の給食は、摩周和牛の肉をたっぷりと使った特別メニューのハヤシライス。食材としての価値もさることながら、摩周和牛の生みの親とも言える繁殖牛として大きな役割を果たし、さらに肥育牛として立派に育ったレジェンド牛の歴史的背景にも注目です。
今日は摩周和牛改良組合、JA摩周湖、弟子屈町教育委員、教育委員会職員、各種報道関係者が一堂に会し校内で試食会を実施した後、生徒たちの給食の様子が取材されました。特に、牛肉を無償提供してくださった摩周和牛改良組合の吉田組合長様からは、鹿児島県日置市とのご縁により平成25年に和牛が弟子屈町に持ち込まれたこと、この和牛は平成24年の鹿児島県の品評会でグランドチャンピオンを受賞した牛であること、そこから弟子屈での繁殖が始まり今に至ること、さらに、繁殖の勤めを終えた後は肥育牛として大切に育成されたことなど、この度提供された牛がいかに「特別な和牛」であるかが説明されました。
本当にやわらかくて、おいしい牛肉がたっぷりのハヤシライス。全校生徒で堪能させていただきました。弟子屈町のすばらしい味の資源に感謝です。