弟中の教育 ‘チャレンジングな教育実践’

 明日(23日)から、生徒たちは、30日間の夏季休業期間に入ります。ご家庭にお返しして、生徒自身による主体的で自律的な生活を実践するための学びの時間です。一部部活動に関わる生徒や「夏休み学習スペース」の活用のため来校する生徒以外は、自身で計画した計画表に基づき、学校生活により近い生活リズムを維持してください。

 弟中の令和7年1学期は、これまでになくチャレンジングな教育実践を多数実施することができました。弟中ならではの特色ある「総合的な学習の時間」(探究学習)をはじめ、学校を地域に開き「TEICHU SPACE」を中核にした地域とともにある取り組みを挙げることができます。背景には、変化の激しい世の中であり、予測不能な未来を歩んでいく生徒のためにも学校自身がチャレンジングである必要があると思っているからです。そのベースは、保護者、地域とともに課題を共有し、これからの生徒に必要な学びを創造し、実践するしかありません。同時に生徒には、生徒が構想する主体的なアイディアや企画を具現化するためには、「何が必要で」「どうしなければならないか」を生徒にも考えさせ、汗かく場面を設置することだと思います。それが、生徒に将来望ましい社会の形成者としての「当事者意識」を育成することにつながると思います。

 下記の自習室解放日の通り、昨年度の冬季休業期間と同様に「学習スペース解放」を行います。常識的な大まかな利用の仕方やルールの方向性は学校で示していますが、実際の使用に際しては、生徒たちの主体性や規律意識に委ねています。また、状況に応じて利用生徒と共に改善を加えることも予想されます。まさに社会の一員としての「当事者意識」を学ぶ場を目指しています。この夏休みが、弟中生にとって学びの暑い夏になることを期待しています。1学期の学校運営に対しての温かなご理解とご協力に感謝いたします。2学期もよろしくお願いいたします。

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